

"sway" series
景色の音をフィールドレコーディングで収録し、その記憶をもとに引いた線を、当時の音をプログラムに聴かせながらペンプロッターに再描画してもらう。 描画中は常に対話を重ねながら、お互いが感じたものを照応させて描いていく。
sway form #03 - in the rain
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.938
雨の日に聴こえてくる、あの独特な音と空気感。
sway form #04 – morning air
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.998
朝の清々しさと、まだ目覚めきっていない都市の音が入り混じる、爽やかな空気。
sway form #06 – at dusk
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.1191
夕暮れの静かな街の音を聴きながら、時間の流れが変わる夕方の空気感。
sway form #07 – into the deep
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.2075
水中の音を聞きながら描いた、ゆっくりと深い場所へ潜っていくような感覚。
sway form #08 – uplift
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.3008
都会の屋上で収録した音をもとに描いた作品。風が音も気持ちも持ち上げ、広がっていくような心地よさを線。
sway form #09 – dawn
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.3050
まだ明けきらない早朝。静けさの中で、別々だった音が少しずつ交わり、朝が訪れる間の空気を描いた。sway form #10 – dusk と対になる作品。
sway form #10 – dusk
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.3052
夕暮れが夜へと変わる中、重なっていた音が少しずつほどけ、静けさへと溶けていく。その移ろいの空気を描いた。sway form #09 – dawn と対になる作品。
“re(sonance)” series
音の塊として存在するものを、ひとつひとつの音に分解し、それらを絵画として共鳴するように再構築した作品。音の集合体としてのサウンドスケープを描く試み。
re(sonance) #01 – breeze
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.2975
駒沢公園で収録した音を分解し、ひとつひとつの音を線として描きなおし、再構築した作品。静かな公園だけれど、耳を澄ますとたくさんの音が重なり、結果として賑やかな絵に。
"form(less)" series
光とノイズで元々のカタチの境界を消し、解体した痕跡から生まれる新たなカタチを写真として写し出す抽象写真作品。
(door) #01
- 420 x 297 mm
- 2025
- opus number : nt.450
扉のカタチを消した写真
(books)
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.451
本のカタチを消した写真
(door) #02
- 420 x 297 mm
- 2025
- opus number : nt.507
扉のカタチを消した写真
(incense) #02
- 420 x 297 mm
- 2025
- opus number : nt.544
お香の煙のカタチを消した写真
(rain) #01
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.2350
降り始めた雨のカタチを消した写真。
(rain) #02
- 297 x 420 mm
- 2025
- opus number : nt.2358
降り終えた雨のカタチを消した写真。
(thread)
- 420 x 297 mm
- 2025
- opus number : nt.3168
一本の糸のカタチを消した写真。
others
sway form #11 – shibuya
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.3206
初めて個展を開催した渋谷の音をもとに描いた線。さまざまな音が混ざり合う、時代の発信地の音。
stranding #01 - 座礁
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.1104
秩序だった構造に、プロッターとの対話を通じて「孤立」「共鳴」「時間」などの変数を与えた結果、構造は流れ出し、やがて座礁してしまった。
stranding #02 - 呼応
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.1200
秩序だった構造に、プロッターとの対話を通じて上下の1列に別々の変数を与えて中央へ向かうよう時間を与えた結果、過程は違うのにどちらも中央で座礁してしまった。
inscape #02
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.896
心の内を、水滴の音を聴きながらペンで描きました。
sway form #02 — beside the street
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.921
何気ない住宅街に漂う人工音と自然音を聴きながら、そのあいだをすり抜ける風の気配を描きました。
sway form #05 – half awake
- 250 x 250 mm
- 2025
- opus number : nt.1051
東京で収録した音を聴きながら、東京の纏う、現実なのに捉えられないような空気感を描きました。