カメラだけを使って、本来のカタチを消して残ったノイズから見えてくるモノを撮影するシリーズ。あなたには、何に見えますか。
風を感じた景色の音をフィールドレコーディングで収録し、その記憶をもとに引いた線を、当時の音を聴かせながらペンプロッターに再描画してもらう。描画中は常に対話を重ねながら、お互いが感じたものを照応させて描いていく。
音の塊として存在するものを、ひとつひとつの音に分解し、それらを絵画として共鳴するように再構築した作品。音の集合体としてのサウンドスケープを描く試み。
秩序だったグリッドに変数を与え、ペンプロッターとの対話から崩壊と再接続の過程を描く。座礁と撚り糸、その両方を孕むシリーズ。
最も深いところにある心象風景を、フィールドレコーディングで収録した環境音とプログラムと対話しながらペンプロッターを通じて可視化する。
無数の線による精密な反復の中に現れる、わずかなずれ。それは偶然か、意図か。エラーか、個性か。秩序のなかに生じるその微細な“ずれ”が孕む意味を、ペンプロッターを通じてあらためて問い直すシリーズ。
湿り気や灰、光の反射など、変わっていく石の表情を写し取る。時間が、静かに映る写真シリーズ。
カメラを使わず光をフィルムに直接焼きつける手法で、その瞬間の光の余韻や、空間に漂う気配を写したシリーズ。
“still” series は、石への最小限の介入によって、石と外部との関係をひらき直し、変化を抱えながらもなお石であり続ける”開かれた静物”の試み。
“stand” ではわずかに穴をあけ、香炉や香立てとして火を灯すことで、火と灰・そして時間の変化が、石との関係をゆっくり育てていくシリーズ。
味わいや香りをもとに一本ずつ手で線をひき、その線をプロッターで描きなおすことで、さまざまな味や香りのカタチを描くシリーズ。お酒が主題となることが多い。
まだどのシリーズにも属していない、独立した作品
“byaku” は、漢字にすると「白」。白は僕にとって、生と死、その両方を同時に内包する色である。そして白を通して生と死を見つめることで、その過程としてあらわれる黒も見つめ続ける抽象写真のシリーズ。